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それで悪いか


全部実話!のトホホな毎日
by tmk72m
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ホテルリーじゃないよホテリアーだよ

久々のドラマです。
つーか、今クールは、どーっも食指が動かない。
何しろ、あの史上最低に近い「食いタン」の2!!!とか意味不明なのもあるし。
どれもこれも、どーでもよさそうなんだよね。
かなりのハイレベルだった前クールに比べるとあまりにお粗末。
なんでしょ、金の使いすぎですか?

で、その中でも、
ヨン様が出るという理由で初回を録画した「ホテリアー」、
ついでだから2~3回も録画しといて今見ました。が。

な・・・・・・なんだこのダメドラマ。(;´Д`)

こりゃまた死ぬほどダメなドラマですねーーー。

なんつーか、ヨン様出すために、予算のほとんどを使い切ったっぽい、
地味キャスティング。
上戸彩も、嫌いじゃないが、ヒロイン1人でひっぱるほどのタマではない。
そして、その相手役が田辺誠一・・・・こりゃまた小粒。
みっちーが本国版のヨン様の役をやってるようなんだが、
これまた、サブキャラっぽすぎて・・・・・_| ̄|○

あとは、誰ですか?あんたみたいな役者使いすぎ。
西田尚美は好きだが。
それ以外は、・・・・
甲田雅裕はみるからに怪しいアメリカ人(の役)だし、
片平なぎさつーと、相変わらず、「スチュワーデス物語」の、
手袋きゅきゅきゅーーー「ひろし~~~」しか思い出せないし。(ふるい)

サエコとかもねーーーー声が変だから嫌いなのよ。

あぁああああもう、いい役者で固めましたってのならわかるが、
明らかに予算不足ってキャスティングです。ご苦労様です。

そんなわけで、演出も最悪です。
無駄に韓国ドラマの冗長さだけを受け継いで、
無駄にゆるい展開、
日本では不自然な設定の数々。(日本人脚本家はなにやっとるんだ!)

ホテル買収ってわりかしサスペンスな部分も、竹中直人のせいか、
甲本のせいか、みっちーのせいか、
まったくシリアスにならず!!!!!

おい!同じく韓国合同物だった「輪舞」を見習えよっ!!!!
(あれは演出もカメラワークもセットも役者もむちゃくちゃ凝ってたぞ)

あぁしょせんテレビ朝日・・・・つうとこでしょうか。

ところで、このダメドラマ、
韓国版ではヨン様がみっちーの役をやってて、
日本版でもヨン様はご本人役(つまりホテル買収した側?)で登場って、複雑なことしてるんですが。(つまり韓国と日本で同じストーリーが同時期展開してるってことよね?)

「あいつ(みっちー)には気をつけろ。血も涙もない男だ」ってヨン様が言うんですが。

え・・・・?
血も涙もないヨン様?!

・・・・・・・しゅてき。

(*´д`*)ハァハァ

と思った私は、かつてヨン様をデスクにべたべた貼りまくった
冬ソナファン!!!!!
いまのヨン様は顔も髪も伸びちゃって、セコムの衣装で闘牛士だったりして
興味ないですが、(;´Д`)
昔の「ホテリアー」・・・・改めて見ようかと鼻血押さえつつ思ったです。

つうか、久々、冬ソナ見て悶えたい気持ちになりました。
あぁ、冬ソナも、10話目まではイイ(≧∇≦)b !!!!
片思いに悶える、すれ違いな二人がツボ!!!
でもチュンサンが記憶を取り戻す11話目からはつまりませんのです。
あたしが脚本書き直したいくらいだよっ!!!

それにしたって、冬ソナのヨン様はほんとーーーーーによかったんだよね。
はぁ。

いまでは、つまらんドラマで、いきなり意味不明な日本語、
「自分をシンジナサーイ」とかどこの宗教家ですかってな
くだらんセリフを言わされて、
本当にかわいそうです。

脚本家と演出家は、韓国のスキー場に埋もれて反省してくるべきだ。

さてところで、
「ホテリアー」第一回目、ヨン様はここにしか出ないと聞いており、
ここだけは見るぞーと思ってたくせに、うっかり予約忘れたので、
実家に電話して録ってもらったんですが。(;´Д`)
親から手渡されたDVDのラベル見て吹きました。

「ホテルリー」


えーーーっと、・・・・
ママン、これはなんですか?

あなたも、昔はヨン様等身大ポスター喜んでもらってったくせに、
大概冷淡な扱いですね。

おかげでどうにも
このドラマがホテルリーな気がしてしまう今日この頃ですよ。_| ̄|○
# by tmk72m | 2007-05-07 01:24 | ドラマ

「東京タワー」で号泣

昨日、映画「東京タワー」の試写会に行ってまいりました。
松岡監督はわりと淡々とした「はずし」が得意な監督なので、
(ついでに脚本が松尾スズキなんで)
だいじょうぶかな~と思ったけど、
見事後半はぽろぽろ泣き続け。
原作のオカンのことも思い出しつつ泣きっぱなしでした。

いや、それにしても、
樹木希林はすげえ!!!!

鬼気迫る演技で、
ただそこにたたずんでいるだけで、
その視線ひとつで、泣ける。
娘の演じる若い頃のオカンを凌駕するほど女っぽく可愛いオカン。
見たことないほど迫力の、「素の演技」。

申し訳ないけど、あのオダジョーさえも食われ気味、
かすみがちでした。

というような感想をいろいろ携えて、
実は昨日の晩は、まさにその松岡監督と飲んでたりもしたんですが。(;´Д`)

いろいろと撮影の苦労話なんかを聞きつつ、
いかにその現場が、鬼気迫るものだったか。興味深いお話をたくさん
聞かせていただきました。

いやーそれにしても、映画ってのはすごいね。
演技する俳優と女優と監督のぶつかり合い。
そういう真剣勝負から、ああゆうすごい演技や、
奇跡のようなフィルムが生まれるんだ・・・と改めて感心しました。


とかいって、昨日はたまたま隣の席に俳優のO氏がいたりして、
監督とあーだこーだちょっかい出し合ってるのを見ながら、
ちょっぴり映画人になった気分で・・・・・酒飲み過ぎました。(;´Д`)

CMで出会う俳優さんたちは、
しょせんスポンサーあっての副業で。
映画で出会う彼らとはきっと全然違うんだろうな・・
映画の現場ってのは、どんなんだろうか。
(一度別の監督にお願いして端役で出たことはあるんだけどさ。ほんのいっしゅんだったからよく分からんかった)

映画に取り付かれていく人がいるってのは、なんか分かる気がします。
うらやましいな・・・
# by tmk72m | 2007-02-27 21:06 | 映画

オペラ座ふたたび

いよいよ3月千秋楽の劇団四季「オペラ座の怪人」。
しまった!終わる前に一回いい席で観ようと思ってた!!!
で、あわててチケット押さえようとするも、
残ってたのがS2席のいっちゃんうしろの端っこ。_| ̄|○

ふが~~~~ッ!!!

仕方ないので、2階のS2席で観てきましたよん。
久々の怪人。
さすがに、四季前も観てるし、
映画も何度も観てるし、
サントラもいろいろ種類を聞きまくってるんで、
飽きちゃうかな~?と思ったけど、
心配ご無用!
最初のメインテーマが来たところで、
どわーっと涙が出てきました。

やっぱり生はいい!!!!!
つД`)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜

なんていうか、聴き慣れてるがゆえに
その迫力と、久しぶりに怪人に会えるんだという期待感で、
胸が詰まりました。

ううう。

お話は次のシーンが何かとか、
どんなセットか、ライティングかっちゅうことまで先回りできるほど
克明に覚えてたんだけど、
それでも夢中になりました。
やっぱりオペラ座はいい!!!ロイドウェバーの最高傑作。

しかし難を言えば、
今回のキャスト、メグジリーの子のセリフがアニメ声だったので萎えだった!
というのと、
クリスティーヌが最初のアリア(!!!)で最後の高音かすれて出せなかった!!!(これはショック)
というのと、
一幕目の怪人さんがなぜか井上陽水だった!!!!(爆)

ということでしょうか。
(ずいぶんな難ばかりのような気もするが)

なまじっか、
サラブライトマンがクリスティーヌ役だった
ロンドンキャストのCD聞き込みすぎたせいか、
細かいところが気になって気になって・・・・

ついついふと我に返ってしまったのでした。
(;´Д`)

でも、それでもあまりある、
怪人の色気。悲しさ。
最後に、船漕いで、歌いながら去る(何故なんだーーーークリスティーヌ!!!!)
若い二人の残酷さったら。もう。

本当に、すばらしいです。

でも次は絶対、本場で観たいです。
やっぱ日本人のクリスティーヌって・・・・笑っちゃうんだよね。
_| ̄|○

ところでもうじき大阪方面に「エリザベート」の
ウィーンオリジナルキャスト版が初来日します!!!!!
うがーーーーーッ!!!!!
観たい!!観たいよぅ!!!!
でも大阪だよ、どうする、どうするよ俺ーーッ。
# by tmk72m | 2007-02-22 14:15 | 音楽

ハケンの品格、演歌の女王、華麗なる一族・・・

今クールも遅ればせながらドラマをオチしてます。
意外と面白くて見てるのが、
ハケンの品格!
何より篠原涼子たんがむっちゃ好き!!!ってのがあるんですが。(;´Д`)
これ、加藤あい演じるリアルハケンさんたちのほうにウンウンとうなずいてみたり、
正社員のハケンさんに対する感覚もうなずいてみたり、
はたまた孤独な正社員女に、激しく同意してみたり。(笑)
いったいどっちの味方!?って感じですが。
でも、女子社員として働くかなしい気持ちだったり、
ハケンさんの気楽さにムカつく気分だったり、
その辺を篠原涼子演じるスーパーハケンの目から語ってるのが
大変お上手!!!な構成です。
いやおみごと。

もちろん、篠原演じる「とっくり」は、スーパー過ぎてありえないマンガキャラなんだけど。
で、その辺があまりにありえなすぎて、もうちょっと考えて欲しかったけど、
でも、痛快なのは痛快だ。

別に、ハケンが痛快ってんじゃなくて、
働かない男性社員が幅利かせてるのにちくりと言うとことか、
ダメハケン社員の女をビシッと言うとことか、
要は、働くプロフェッショナルが最近いねーよなっていうメッセージだと思う。このドラマ。
それが分かるから、役柄がハケンだろーがなかろーが、痛快なんでしょうね。

でもね。案の定、
うちの男性社員は、
「あれで勘違いするハケンとかいそーだよ。ありえないドラマ」とか
つまらない感想を述べてました。
ホント、ストーリーの表面しか見れない人間っているんだよな。

男子社員って、馬鹿ばっか。
(とあえて言ってみる。たまには十把一絡げにそう言われる気分を思い知ってもらいたいものです。)

ちなみに、大泉洋はようやくまともに中央のドラマになじんできたなーって思いました。
最初は演技がオーバーすぎて、
「おいおいおいちょっと浮いてる浮いてる!」って思ってたから。
今回みたいに、仕事できる男って設定は意外で良かった!!!なんかキャスティングももろもろ成功してる気がします。
いいぞ!水10日テレ!!!

そんで、あと見てるのは、「今週妻が浮気してます」をちょろっと。
これは、まだ「教えてgoo」にのっかってるときに全部レスを読んでたので、
「あードラマ化だよ!!」と笑いながら見始めたんですが、
今のところ、面白い!
これまた、働いて、家庭生活もしっかりやってる奥さん・石田ゆり子に
思いがけず肩入れしてしまい。(;´Д`)
「こんだけ完璧な妻やってるのはすごい!浮気くらい許したれ!」とさえ思った。
リアル今妻は、実はダンナサイドで、奥さんサイテーって思ってた口ですが、
さすがに脚本家を通すと、ちゃんと奥さんにも肩入れできるようになってる。
いい仕事してます。
ちなみに、脇のキャストも、渋いけど本当にいい役者使ってます。
誰が誰かわからないのでHPは何とかして欲しい!けど。


そんで、あと、惰性で見始めた「演歌の女王」。
これは、かつて大絶賛した「女王の教室」の同じスタッフが手がける、女王シリーズ(爆)第2弾!ですが。
今回は外したか?と思って見始めたものの、
やはり話運びがお上手で、ずるずる引き込まれて見ております。
ところどころが絶妙。
ダメ男原田泰三(既婚)にずるずると片思いする売れない演歌歌手・・って、
もう設定からして見ちゃう。いよいよ役者も出揃って、ここからは脚本家の本領発揮でしょう。
これからが楽しみ!


そんで、最後に、まだ先週の分は見てないけど、
「華麗なる一族」。
これは、マンガで言うと一条ゆかり?!みたいな、
どろどろお家騒動歴史絵巻!!という、TBSの得意そうな大プロジェクトなんですが。
実際金もちゃんとかかってて、さすがにドラマ競争で後がないっていう気迫を感じさせてますが。

なにがダメって、
キムタク!!!!!!
これ意外な盲点です。
キムタクがやれば、なんでもヒットしてきたドラマ業界ですが、
ここに来て、唯一外れ役を引きました!

なぜなら、
キムタクに、血筋のいいお坊ちゃん役は無理・・・_| ̄|○


やっぱねー、育ちのよさとか、人の器って、
顔だけじゃなく、身のこなし、品格すべてに出ると思うんですよ。
その、いい家柄のオーラみたいなものが、残念ながら彼からは感じられない。
ただの庶民オーラがぷんぷんしちゃって、
大人物っていうカリスマ性がない。
これは本当に私も意外でした。

キムタクなら何でもこなせるだろうと思ったけど、
こんなとこに落とし穴。
役柄に完全に負けた。食われた。
そんな印象。

その他のキャストが、かなりうまく脇を固めてて、ロケセットもしっかり。
音楽もしっかりのなか、映画並みにばりばり本格的に演技してるから、
余計キムタクが浮いてしまう。

あ~~~~あぁ。

押さえた演技とか、・・・・だめだね。ほんとに。

鈴木京香とか愛人役がぴたりとハマって、ちょ~いやらしくたまらないんですがねぇ。
昔ながらの従順な奥様に原田美枝子とか!幸薄い料亭の女に、稲森いずみとか!
なんてーか王道キャスティング、かなりツボなんですがねえ。

まーでもこれだけ金かけられちゃ、見ますよ見ますよ。TBSさん。
心意気は買いました!!
服部隆之のメインテーマもよいですよね~
あのダラララーっていう重厚BGMだけで、荘厳感ありです。


というわけで、
今クールのドラマ第一報でした。
いや、今クールはけっこう各局がんばってる!
ホントは他にも気になるのあったくらいだから、どこも気合を感じます。
ドラマ好きとしてはこの流れ、大変好ましく思ってますよ~
バラエティも情報番組もつまらんので、
ドラマくらいがんばっても損はないよね。テレビ局さん。
# by tmk72m | 2007-02-05 19:07 | ドラマ

プラダを着た悪魔!!!!(ネタバレ注意)

最近は、公開終了間際に観てる映画ばっかで、
全然ネタバレとか言う必要ないんですが。(;´Д`)

ギリギリセーフ!!で観てきました!!「プラダを着た悪魔」!!!!

もーちょーッ!!!!おもしろかった。良かった!!!
ワクワクしたし、元気になった!

オープニングの朝の支度する女の子たちからして、
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! って感じ。
もうドキドキしっぱなし。
ファッショナブルな雑誌社、そこでバリッバリに武装して働くおねーさんたち。
だけど、そのど真ん中に、来ましたよーーーーッ!!!
メリルストリープ演じる“悪魔”こと編集長ミランダ!!!
もうこれがっ!死ぬほどカッコイイわけです。
アンハサウェイに共感してムカつくですって?そんなことは1ミリもない!
意地悪、わがまま、人非人の完ぺき主義、どこをとっても最高にカッコイイ。(笑)
またね~NYのファッション誌ってーのがカッコイイ!!!
NYは撮影で行ったことが何度かあるだけだけど、久しぶりに、
「ああそうそうそう!!!!」って感じで。
あの颯爽として、おしゃれで、でも
ダメなものをどんどん蹴落としていくような、
圧倒される空気。世界の「カッコイイ」の最先端。
その中に、一生懸命突っ込んでいくアンディは、
ちょっと見、シンデレラストーリー?なんだけど、
どっこいこの映画はそうではない。
しっかり頭で考え、ミランダの信用を徐々に勝ち取りつつ、
でも彼氏とのすれ違いにきちんと悩んでる。
華やかな世界や、ファッションの豪華さに目がくらんでしまう馬鹿女じゃない。
その辺も、見ていて小気味がいい。
盲目的なファッション界礼賛になってないから、
共感しやすいんですね。きっと。

で、クライマックスともいえるパリのシーン。
こ、れ、が。
またクラクラするほどカッコイイんですわ。(そればっか)
働く者なら誰しもあこがれる華やかな世界のトップが集まる舞台。
それは、ファッション業界に限らず、どんな業界でもあるものです。
コレクション会場、パーティ、ホテル、記者、有名人。
広告人であれば、ご存知の、カンヌ国際広告祭。
私も何度も行ってますが、(見物に)
あれに行くと、毎度、
それこそNYだのロンドンだのアムスだのの、トップクリエーターたちが、
授賞式に上がったり、パーティで騒いだり、カフェで挨拶しあったりするのを、
指くわえて見てる訳ですが。
なーんか、そういうのも思い出しちゃって、
もう、アンディ視線で見てるとクラクラします。(;´Д`)

世界のトップ、という魅惑的な響き。
センス良い業界の人たちの、スマートな会話。
成功した人だけが味わえる、特権的な空気。

ああ、もう、地べたで這いずり回ってる一般人からは、
切ないほどのまばゆい世界。
もちろん、そこは、生き馬の目を抜くような、
世界のトップクラスの人々がしのぎを削る世界でもあり。
そういうのを垣間見るだけでも、
ゾクゾクしちゃう、その感じ。
あ~もうほんと、萌え!!!!です。

で、
最後、携帯電話を投げたアンディには、正直びっくりして、
あーこの子の選択は、
「ミランダにならない自分」という人生だったんだな・・と
ちょっぴりガッカリもしつつ、ホッとしたりして。
それがいまどきの女の子のホンネというか、気分でもあるんだと思いました。
がむしゃらに働いて、地位も名誉もあって、カッコイイといわれて、
でも周りの人や大切な人を犠牲にしてまで、
そうまでして生きたいか?という問いかけとか。

いやでも、結局はミラー紙の記者になったら、
ファッション誌どころではなく忙しくなるでしょうし。
華やかさの有り無しだけで、
仕事する姿勢は変わらないよね。

ってことは、アンディは、アンディなりに、
別の道を行く「ミランダ」になろうと決意した、とも取れるわけ?

あー、つまり、
そうか、これは、ミランダ的時代の戦う女像に対する、
現代女性の回答なんですね。
アンディは、ずっとミランダに心酔しながらも、
どうしても、自分として捨てられない部分もあった。
人に対する考え方、大事なものをどうやって守るべきか。
その信念があったからこそ、アンディはミランダの許を潔いくらいに
スパッと去るわけだけど、
仕事そのものを否定したわけではない。その証拠がミラー紙なのかもしれない。
アンディは、彼氏がボストンに行くけど、追わない。
自分の夢にまた一歩近づこうとしてる。
その辺が、夫に気遣いながら、仕事で張り詰めて、敵も味方もなく戦い続けた、
ワーキングキャリアの女性たちに対するアンチテーゼなのかもしれない。

でも、その悩みは尽きないから。
きっとこれからもアンディは傷つき悩むだろうけど。
正しい答えなんかもまだないけれど。

劇中で、アンディがいうセリフ。
「男が同じセリを言っても優秀だと取られるだけ。
女が言うからとんでもない嫌なヤツだと言われる。」
この映画は、働き、傷つき、自分を守ろうと必死にがんばっている
すべての女性への応援歌なんだと思います。

まーそれにしても、
女の子が綺麗に武装して、コツコツ音を立てて働く姿は小気味いい!
それだけで元気になっちゃうから不思議!!
ミランダはなにしろカッコイイし!
アンディも最初に比べてはるかにいい女になったし。
音楽も超良かったし。
おもしろかった!!!!


で、帰りに、新しい通勤用のバッグ買って、
ファッション誌買って、
今日からダイエットするぞ!!!!と息巻いてるのは私です。

いつまで続くかプラ悪効果(;´Д`)
# by tmk72m | 2007-01-20 21:17 | 映画


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プロフィール
3?歳独女CMプランナー。
趣味は仕事と飲酒にミハエルシューマッハ。

つねになんかにハマってるヲタ体質。

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